みなさまこんにちは。
2月に入り、試験シーズンですね。
お子様の受験でお忙しい方もいらっしゃる
のではないでしょうか。
朝、これから試験かしらという方を
見かけると、
どうか皆様が一人ひとり、自分の力を
発揮できますように、と祈る気持ちに
なります。
一方で、現在の社会で仕事をするという
場面になると、私たちが学生時代に
身につけた試験での「あること」が、
時に邪魔になってしまうことが
あるのではないか・・・と思って
います。
それは、
「弱いところを見つけて潰していく」
という試験で大事なノウハウです。
何が出るかわからない試験では、とにかく
どんな問題が出ても致命的に足を引っ張ら
ないようにすることが肝心。
そうすると、「とにかく苦手なところを
少しでも減らす」ことは大事です。
模試で見直しが肝心と言われるのも、
ここに理由がありますよね。
ただ、これは仕事だと現在は逆の話になる
ことが多いもの。
今は「強みを発見し、そこを伸ばす」ことが
組織としても個人としても求められます。
組織は戦う場所、ドメインを決めるのに
自社が持っている強み、コアコンピタンス
を掴むことが何より重要ですし、
個人のキャリアを考えていく3つの観点
としてよく言われる「Will/Can/Must」
の「Can」は、まさにできること、強みの
ことを意味します。
弱みの克服ももちろんできればいいですが、
現在の時間制約、人材制約が強い日本の
職場では「あれもこれも」は無理で、
「あれかこれか」を選択せざるをえません。
組織であっても個人であっても、
自分が得意で夢中になれることに舵を切った
方が成果も出しやすいのなら、そちらを
選択することになります。
優先順位としては受験対策とは逆に
なるわけです。
今は仕事をしながら学ぶ機会も多いので、
「自分は今、どちらを意識して取り組め
ばいいのか」をスイッチしながら、
仕事も学びも楽しめるといいですよね。
ただ、自分の強みを発見する、というのは
案外自分でしようとすると難しいことが
多いもの。
テストでは分野別成績、というのがでたり
しますが、仕事では常時そうしたものが
あるわけではないですし、
自分ができることは当たり前で、他の人も
できるよね、と思ってしまっている人も
案外多くいらっしゃいます。
診断的なものを使用するのも一つの方法
ですし、研修などで自身を掘り下げたり
周囲の人へのヒアリングなども有効です。
弊社サロンもぜひご活用いただければと
思います。
暖かなお家からご参加頂ける、
オンライン開催です。
詳細・お申込はこちらから→
これからとても強い寒波が来るとのこと。
寒さや雪に備えてご自愛の上、素敵な
1日をお過ごしくださいませ。