酷暑が私たちに教えてくれる、今必要なマネジメントの鍵〜8月メールメッセージ#1

暑い・・・と口にするのすら嫌になるくらい

の酷暑が続く日々、

みなさまお元気でいらっしゃいますか。

 

この危険な暑さ。

我々の体調は否応なしに影響を受けます。

食事・睡眠(休息)・運動方法などを従来と

変えていかないと、まず健康に働き続ける

ということが難しくなってきている・・・

こんな体感をお持ちの方も多いのでは

ないでしょうか。

 

そしてもちろん、我々の行動が影響を受ける

以上、その行動で出来上がっている経済状況

ももれなく影響を受けるわけです。

しかもこれは国内だけの話ではなく、生産拠点

や販売拠点のある世界でも起こっていること。

少なくとも事業の内容が季節変動を受ける

業界の場合、これまでとは明らかに気候が

変わっていることから、その需要動向に

変化が出てくることは確実です。

 

ご自身の経営・所属している業界が該当する

場合には、変化することを見込んで、

少なくとも二手三手先を読んで対策を早めに

打つことが必要になります。

 

ではどうしたらいいのでしょうか。

 

1)心の準備

まず変化することに一喜一憂しないという

心の準備をしておくこと。これはご自身で

事業を営んでいる場合特に大事になります。

変わって当たり前、という心づもりで、

変化にどう対応するかを考えます。

 

出会ったマネージャーさん達の中には、

次はなんだ?とばかりに変化を楽しもうと

している方もいらっしゃいました。

周囲も安心して仕事に取り組めそう

ですよね。

 

2)正解はないのでトライアンドエラーを

このような変化は我々世代が生きている

中では初めてのこと。

とするとどこにも正解はない、と

いうことになります。

完璧に計画を立てるのではなく、部分的に

これまでとやり方を変えてみるのが

良いでしょう。

 

例えば一部の商品で、あるいは一部の地域で

生産方法や調達方法を変えてみる、そもそも

製品やサービスを変えてみる。

組織のあり方であれば、いきなり全社に制度

導入、ではなく、一部署から始めて少しずつ

隣の部署に広げていく、など。

実験を積み重ね本格転換の機会を窺うことは

一見回り道のようですが、最終的に大きな

変革に結びつくことが多い、という現場感を

私は持っています。

 

3)すぐには結果が出ないことを受容する

2)のような取組をしてもすぐには結果が

出ないこともありますし、環境変化が早すぎて

思うように成果が出ないこともあるでしょう。

 

こうした時に役に立つのが、これまでの

メッセージでも何度かご紹介をしてきた、

「ネガティブ・ケイパビリティ」

という考え方です。

最初にご紹介したのは、コロナ禍が始まり

全く先の見えなかった2020年4月2通目の

メールメッセージでした。

 

結論・結果は出ないけれども、そのまま

その状況を受け入れ続けること。

そして、いつでも対応できるように、

頭の片隅で意識をしておくこと。

ますますこの考え方が活かせる時代になった

とも言えるかもしれません。

 

そんな変化の兆しをどう捉えて行動して

いくか・・・。

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それではみなさま、暑さ対策は万全に、

本日も素敵な一日をお過ごしください。