皆様こんにちは。すっかり季節が進み
秋が深まってきていますね。
さて、
先日、起業セミナーに登壇しました。
最近は、会社をやめて起業というケース
だけではなく、会社に勤めながらまずは
副業で始めてみる、という方も
増えてきています。
企業の側も少しずつ副業を認めるように
なってきましたよね。
ヤフーさんやユニリーバ・ジャパンさんなど、
副業として働く人材の募集を始めたところも
出てきています。
これまでのように「組織で働くか、やめて起業
するか」の二択しかない、というのではなく、
副業しながらいずれは起業(しないことも含め)
という選択肢が広がったことはとてもいいこと
だと思っています。
働き方の選択肢が増やせるということは
私たちにとって、自分の時間と能力を柔軟に
自分の状況に合わせて使える可能性が高まる
ということだからです。
こうなると企業あるいは組織のマネジメント
に求められることも変わってきます。
これまで日本の多くの組織では、基本的に
チームメンバーがその組織にい続けることを
前提に会社との関係性が決まってきました。
でもこれからは、
組織の側も、個人の側もお互いにとって
必要な相手を選び合う、そして双方の
関係性は固定的ではなく、常に動的に
変化するようになります。
場合によっては一回出て他の組織で
働いたあと戻ってくる、という動きも
これからは増えてくるでしょう。
特にヒューマンリソースマネジメント
(人的資源管理)の分野では、様々な要素が
大きく変化してきます。
例えば評価。
これまでよりも、より「一個人として」
組織から期待される役割に対してどんな
力を発揮して、どんな貢献をしてくれる
のか、組織として公平に判断をする
必要が出てきます。
評価制度は企業にとって最も変革の難しい
ところなのですが、日本の伝統的な製造業や
自治体でも変化が起きてきています。例えば、
大手製造業の三菱重工業さんは来年秋以降、
評価方法を成果型評価に切り替えていくとの
こと。
また数年前のことではありますが、自治体では
大阪府の箕面市さんが人事評価に多面的評価
を導入するなど3、4年の時間をかけて条例の
改正も経て変革、うまくいっています。
組織ごとに、「どうしたら今いる人たちの働き
に応え、存分に力を発揮してもらえる評価
体系を作れるか」ということに真剣に向き
合っていくことは、今後人が集まってくる
組織としての条件になってくるでしょう。
皆さんの組織の評価体系は、どのように
なっていますか?
もちろん、組織で働くメンバー個人ごと
にも、意識を変えることが求められます。
組織が自分のキャリアを決めてくれる、では
なく、「なんのために、何を、どのくらい今
やるか(やらないか)」といった自分自身の
マネジメントをこれまでよりも求められる
ようになってきています。
いよいよ、加速した変化の先の社会がおぼろげ
ながら見えてき始めた昨今。変化に挑戦して
成長できるチャンスです。
会社のマネジメントやリーダーシップのことは
もちろん、
「どうやって自分の暮らし、仕事を
デザインしていこうかな」という
個人のご相談にどんどん乗っていきたいと
思っています。
そんなご相談、もしよろしければまずは
弊社サロンにて承ります。
ご案内は以下となりますのでご覧ください。
寒暖差がある日々、どうかご自愛の上、
お過ごしくださいませ。