数値には表れない職場の空気感、どうつかむ?〜9月メールメッセージ#1

皆様こんにちは。

オフィスに入った瞬間に、言葉にはならない

「何か」を感じたことはないでしょうか。

活気あふれる明るさ、風通しの良さ、温度感、

あるいは少し重苦しい緊張感・・・。

こうした五感で感じる情報、いわゆる

「空気感」は、数値以上に組織の本質を

映し出していることがあります。

 

近年、従業員エンゲージメント調査のような

数値データも増えてきました。

もちろん、これらは組織の状態を知る上で

大切な指標です。しかし、数字だけを見て

いては、見過ごしてしまう違和感や

心地よさもあるのではないでしょうか。

 

 「風通しが悪い」「雰囲気が温かい」という

ように、私たちは職場の状態を感覚的な

言葉で表現することがよくあります。

それは、働く環境が、論理だけでは

測れない感情や関係性〜私たちが感じている

その場の「空気感」のようなもの〜によって

成り立っているからだと思います。

 

働きやすい環境を整えるためには、

制度や仕組みの改善も重要です。

しかし、その前提として、

この「空気感」をリーダーが捉えようと

していない、あるいは感知の仕方が

メンバーとの間でくい違ってしまって

いると、いくらそうした制度や仕組みなど

を整えてもなかなかうまく機能しないことが

あるものです。

 

こうした齟齬が起こらないようにするため

には、リーダーは具体的にどうすれば

良いのでしょうか。

 

普段から職場のメンバー一人ひとりをきちんと

「観る」、話を「聴く」ことはもちろん、

チームを俯瞰した時に自分やメンバーが

何を感じているのか言語化してみて、

齟齬があれば意識合わせをしていくことも、

一つ大事なことのように思います。

それはミーティングの場であってもいいし、

雑談の場であっても、あるいは1on1の時間に

率直に意見交換するという方法でも

いいかもしれません。

 

まずはご自身の心の中にある、漠然と感じて

いる職場の空気感を一言でもいいので

言葉にしてみましょう。

「なんとなく空気が重い・・・話しにくい」

「いい意味での緊張感があるが、

もう少し和らげたい」

等々。

そうやって感じたことを明確にすることで、

次に取るべき行動のヒントが見えてきます。

 

もし一人では難しいと感じたら、弊社

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それではみなさま、暑さ対策は万全に、

本日も素敵な一日をお過ごしください。