皆様こんにちは。
先日、アカデミー賞でも話題の映画
「教皇選挙(コンクラーベ)」
を見ました。
相当多くのテーマが詰め込まれて
いて、重厚感たっぷりでしたので
映画の話題そのものは様々な解説サイト
に譲るとして、本メッセージでは
その中で非常に気になった言葉に
触れるところからスタートしたいと
思います。
それは、
新しい教皇を選ぶための選挙を前に行われた
主人公(選挙遂行責任者のようなポジション)
のスピーチにあった
「確信こそ罪、疑念を持って進む者こそ
教皇に相応しい」
という言葉です。
そう。確信し、断定するということは
一見難しい意思決定だし正しいことのように
思うのですけれど、もっと難しいのは
疑念や葛藤を抱えながらも前に進もうとする
ことなんですよね。
むしろ確信や断定には危険な側面も
あるのです。
理由は大きく二つ、
1)組織風土の変化には時間がかかること
2)組織メンバーの多様性が増していること
がありそうです。
1)組織風土の変化には時間がかかる
技術の変化や政治的・経済的変化は年々その
スピードが速まっていますが、一方で私たち
人間の意識はそうそう器用に切り替えられる
ものではありません。
ましてや、組織の中にいると、その中で長年
かけて出来上がってきた組織風土という、
ものの考え方や見方を急に切り替えるのは
とても難しいものです。
長く同じ組織にいると、そうした組織風土の
影響もあってできてきた自分の常識が
当たり前、確信になりがちです。時には、
そういった「確信」を疑ってみることも
大切かもしれませんね。
2)組織メンバーの多様性が増していること
組織の人たちがどんどん入れ替わるように
なり、価値観も多様化する中で、ずっと
同じ組織に所属している人たちの間ですら、
仕事そのものや働き方、人との接し方等に
ついてはさまざまな意見が存在します。
そんな時、経験に基づいて安易に断言して
しまうと、相手の貴重な意見を聞く機会を
逃したり、新たなアイデアの芽を摘んで
しまったりするかもしれません。
断定せず、曖昧さを受け入れて議論を続ける
余裕を常に持つことが必要になってきている
と言えるでしょう。
YesかNoかの二元論ではなく、曖昧さを
受け入れ、より良い「落とし所」を探る。
こんな風に意識をちょっと変えることで、
成果を出せる組織づくりにつながるのでは
ないでしょうか。
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今日から新年度ですね。
疲れを溜めないように少し休憩しながら、
素敵な1日をお過ごしください。