AIができないこと、そして私たちができること〜1月メールメッセージ#1

皆様新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

いきなり昨年末からの話で恐縮ですが、私

昨年12月に入ったあたりから、生成AIの

進化があまりにすごく、やや怖く感じる

ようになっておりました。そこで、

専門家に聞いたり、勉強会で他の方達と

対話をしたりしてみました。

 

AIが25年にはもうこんなことができるよと

いう情報に驚きつつも、少し冷静になった

結果、

「やはり変化をとりあえず受け入れて

フレキシブルにその場その場で対応して

いくことで道が開けるのでは」という

結論に自分の中で一旦落ち着きました。

 

さらに年明け、AIに次のような質問をして

みました。

「あなたができないことはなんですか」と。

そうしましたら7つくらい出てきて、

その最後に

 「歴史や文化的背景を内面化すること」

という言葉が出てきたことに、なるほど!と

思った次第です。

 

AIによれば、

「AIはデータとして歴史や文化を扱えますが、

それを人間のように内面化して

『自分の価値観』にすることはできません」

 というのがその理由。

 

実は、私が最近出る勉強会ではAIという

テーマに限らず、よくこういう話が出て

きます。

「こういう」というのは、

歴史的に観て同じような事象が・・・

とか

こういう文化って例えば他の国でも・・・

といういわば

「関連付ける」系の話です。

 

AIも訓練すればできるのかもしれませんが、

こういう関連付けというのは、その人独特の

見方や倫理観、価値観といったものが大きく

影響して出てくるのだと思うので、確かに、

「真に倫理的な判断などを伴うことはでき

ません」というAIにとってはかなり高度な

技になるのかもしれません。

 

とすれば、やはり普段から、何か起きた

物事や目の前の事象を考えるときに、

歴史や他の文化、つまり垂直方向と水平方向

に軸を飛ばして(伸ばして) 考えることを

面倒でもし続けることって割と大切なのでは

ないでしょうか。

そして、そのことが私たちにとっての

「変化に対応していく」という行動の

一つになるのでは、 と思った

次第でした。

 

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インフルエンザ等も流行っているようです。

あたたかくして、素敵な

1日をお過ごしくださいませ。