育つのを待つ前に、必要なこと〜6月メールメッセージ#1

皆様こんにちは。

梅雨に入る前に台風とは。

皆様どうぞお気をつけください。

 

実は私もそんな台風に気を揉む日々。

なぜなら、今年から非常に小さくですが

畑を借りて、野菜作りを始めたからです。

先日は、植えた里芋がなかなか芽を

出さずに、ひと月経ったところあたりで

ちょっと心配しながら待っておりました。

 

「待つ」といえば、人材育成も似ている

ところがありますよね。

長期にわたるワークショップなどでは、

人を半年、一年とかけて拝見することが

あります。

 

こちらが期待して見ている方であっても、

なかなか本音の議論を見せていただけ

なかったり、

思うようなアウトプットが出なくて、

焦っていらっしゃったりすることも

あるものです。

管理職の皆様も、普段のお仕事での

メンバー育成のことで同じように

ヤキモキとされたこともおありなのでは

ないでしょうか。

 

皆様は、こんな時、どうされていますか?

待てるでしょうか、つい、口を出したく

なったりしないでしょうか。

私も「待つことは大事」と普段の仕事では

思っていながら、その難しさを畑仕事で

改めて実感しました。

 

実は私が里芋の芽が出なくて焦って

いたのをみた畑のアドバイザーさんが

「私だったら待っています。でも、

もし気になるようだったら、少し土を

掘って、芽が地中で出ているかどうか

確認してみるのもいいですね」

とおっしゃったのです。

 

果たして。白くて細い芽が地中に

ありました。私は焦ってしまったことを

ちょっと反省しながら、すぐに土を

かけて、戻しました。

 

植物でも、人と同様それぞれに「個性」が

あります。成長スピードもそれぞれ。

周りができるのは、雑草を取ったり、水を

あげたり、肥料をあげたり、必要最小限の

”環境を整える”ことだけです。

まさか、芽が出ているからといってそれを

引っ張ってみたところで、こちらの

思うようにいくわけがありません。

場合によっては切れてしまうことも。

 

人材育成の現場においても、

我々ができることは、それぞれが

自分の力を発揮できるように働きかける

ことなのではないでしょうか。

 

ちなみに里芋は、芽が出るまで水を

やらない方が良い、とのこと。

肥料についても、植物にやり過ぎれば

虫もよってきて、逆に虫害に遭いやすく

なるそうです。

「与えすぎは禁物」というところも、

なんだか人材育成に通じるところが

ありますよね。

 

さて、では相手に合わせて、どんなふうに、

どこまでお世話をするかをどうやって

決めていったら良いのでしょうか。

 

私は、まず相手全体を観察すること

が大切だと思っています。

 

畑でも、まず野菜を観察し、害虫や

雑草がないかを確認します。

考えてみれば、私も研修でよく、

「待つ」の前に2つ、

「観る」「聴く」が必要であるという

話をしているのです。

 

人はそれぞれ異なります。だからこそ、

まずは相手を観察し、話を聴くこと。そして

成長を待ち、必要に応じて働きかけること。

土に触れながら、その大切さを改めて

教えられたように感じます。

 

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それでは皆様、台風にはくれぐれも

お気をつけて、素敵な1日をお過ごし

ください。