読書の秋によせて私の本読みの話など

自分ブログ1014
久々に、シェアーズカフェオンライン以外の文章を書きます(笑)

基本的に、本を読むのは大好きです。ただ、独立してから、そして特にこの2年ほど「知りたい」という欲求に従った読書をするようになりました。

独立したての時期、最初の方はとにかくアウトプット(講義、コンサルなど)のために必要なものを限られた時間の中でいかにインプットするか、に費やしていたような気がします。新しい分野にチャレンジするたびに、その道に詳しい人に伺い、参考文献を聞き、調べ、咀嚼してテキストを作り上げる、伝える。ひたすらそれを積み重ねてきている気がします。

もちろんそれは今も続けていますし、お伝えする内容についてプロとしてすべき仕事で、大切なことです。そこへ新たにもうひとつ加わったのが、自分の興味あるビジネス書を読むこと。読むことで、純粋に自分のものの見方が豊かになったり、知識が増えたりするものです。初めてみたり聞いたりする経験、いわば旅行をするようで、純粋に楽しい。仕事内容に関連するものはもちろん、仕事の仕方や生き方について書いてあるものを読んで励まされたり、共感したりするものが多い気がします。

その中で、最近よかったのが、ライフネット生命の出口治明さんが書かれた『「働き方」の教科書』。ぜひお読みいただきたいと思いますが、全体の中で印象に残った言葉を3つ、書き出すとすれば
(1)仕事は人生の3割
(2)数字・ファクト・ロジックで判断せよ
(3)起業に必要なのは強い思いと算数
です。

(1)仕事は人生の3割
仕事に真面目に打ち込む人にこそ必要な、肩の力を抜くための魔法の言葉。時間に直すと仕事は人生の3割というファクトが見えてきます。私自身は仕事しながら眉間にしわがよっている(泣)ことに気づいたら、自分に言い聞かせています。
(2)数字・ファクト・ロジックで判断せよ
これこそ、仕事をするときは必須。特に、今度OfficeCOMで実施する第2弾セミナーでお伝えしたいキモはここといってもいいくらい。女性経営者にはぜひ、お伝えしたいですし、ダイバーシティが当たり前になるこれからの職場環境で、この判断ができる人は信頼されます。
(3)起業に必要なのは強い思いと算数
これも起業セミナーのときに私自身が大切と思って皆様にお伝えしていることです。算数の部分は私の専門。お伝えするときもつい力が入り、皆様の夢をぎゅーっとしぼりこむ(実現に近づける、という意味なんです。誤解しないでください・・・)大事な分野です。

この本は、自分の仕事の仕方、自分の仕事の内容双方にインパクト大。みなさまもぜひ、お手に取って読んでみてくださいね♪